第2回目となる手紙社さん主催の紙博は場所が変わって京都で開催されました。DRESSENSEは今回が初出店。こんな大きなイベントに出店するのも初めてのことです。
きっと紙博へ来られるお客様も出店者さんもDRESSENSEの事を知っている方はほとんどいらっしゃらないだろう新参者です。新入りなのに人見知りとあって、不安が増します。忘れ物がないように、スムーズに設営できるようにと準備を整えて挑みましたが、設営時間内に設営も終わらりきらないまま開場となってしまいました。そんな中、開場とともにまっすぐDRESSENSEのブースにいらしてくれた方がいらっしゃいました。事前にサイトをチェックしてくれていたそうです。そういうの、とっても嬉しい。
それで少し気持ちも落ち着いたのですが、それでも不慣れな私たちはもう1日中てんてこまい、脇汗びっしょりで喉はカラカラ!頭の中もぱんちくりんでパニック状態。相棒のMは普段はデスクワーク中心で接客もお金のやりとりも初めて。私は接客には慣れているものの、基本テンパり〜なのでなかなかのしっちゃかめっちゃかでした。ふたりしてお釣り間違い、お渡し忘れなどたくさんミスをしました。この場を借りて、ごめんなさい。心当たりのあるお客様はお気軽にご連絡ください!
商品は、この日のために用意したものが8〜9割。ブースの半分を占めたのがベルギーのLe Typographe(ル・タイポグラフ)のバラ売り。特別に協力いただいたデッドストックのものもたくさん。より多くの商品を試してもらいたくて、通常は52〜500枚のブロックは5枚綴りに、複数枚セットの封筒も1枚ずつに、セットの封筒とカードもバラバラに販売することで組み合わせを楽しんでもらえるようにしました。一番人気はデッドストックの蛍光色カードと内側が蛍光になっている封筒でした。ここでしか楽しめない封筒とカードの組み合わせ、みなさんあれやこれやと試しているのを見ていると「あ〜、なるほど」と配色に自信のない私にはとても勉強になりました。「文房具をコーディネートする」DRESSENSEにぴったりなバイキングだったな、と我ながら感心。
ブースの什器はパンチングボードを斜めに立てて、木ダボを使ってストッパーにするという方法。移動や設営も簡単で、フレキシブル。本当は色を塗りたかったのですが、ペンキのサンプルを取り寄せたところで時間切れ、間に合わず。今回は白木のままで挑むことにしました。雰囲気のある古材の質感の多い紙博では、ちょっと異質だったかもしれません。次回は何か楽しげな色を塗れたら良いなぁ、と思っています。
二日間の間に普段オンラインショップでお買い物いただいているお客様や前回のATCでのお客様、関西の友人など、たくさん来てくれました!懐かしすぎる同級生も会いにきてくれて、とっても嬉しかったです♡それと当日初めましてだったのですが、マステちぎり絵作家の田村美紀ちゃんが居てくれたのも、とても心強かった。事前に親友(大阪茨木市・カフェ百花のオーナー)から知り合いも出るよ!と連絡をもらっていたのですが、知らない間に何度も百花で会ってたようで、共通の友人や話題もたくさんで。
とにもかくにもいろんな勉強になったし、お客様と直接話し販売できる楽しみを実感したし、DRESSENSEを目の肥えた紙好きの方たちに知ってもらえて、とても満足した2日間でした。
ただ一つだけ残念だったのが、紙博をお客さんの立場で楽しむことができなかったことです。
1ブースずつしっかり見て回るときっと一日あっても足りないところ、2日目の開場前にちらっと見て回り、閉場前に可愛い姪っ子たちへのクリスマスプレゼントをササ〜と買いに走っただけなのが、紙好きのひとりとして残念でなりません。姪っ子たちには、福永紙工さんのTOP TO TAIL パンダと星空の封筒、COCHAEさんのカワイイヲリガミ〔復刻版〕をプレゼントしました。結果、まだ小さい姪っ子たちには作るのが少し難しかったようで、2時間くらいかけて無言でパンダを作らされている間に姪っ子達は飽きて寝てしまう…という事になってしまいましたが(笑)
お買い上げいただいたお客様、ご来店いただいたお客様、ありがとうございました。
またどこかのイベントで見かけたら気軽に声かけてくださいね!
それでは、また!