今年の父の日は6月21日。
私の父の日にまつわる思い出はありません(笑)
というのも、父の日の翌週あたりに父の誕生日があります。なので、我が家では父の日はなく、誕生日のお祝いをしていました。
私の父は、文字を書くことの多い仕事でしたので、「ツープラスワン」というペンを色々買い替えながら使っていました。「ツープラスワン」ってそういうのあったのか、父の造語だったのか分かりませんが、黒と赤のボールペンとシャープペンシルが一体化した、今で言うところの複合ペンのことです。
野球のグローブみたいな分厚くて大きな手をしている父が、紙が破けるくらいの力強い筆圧で子供の私には汚くて読めない、本人曰く「達筆」で書いていたのを覚えています。それは万年筆も同じでペン先が曲がるほどの力でした。
私が今文具屋を営んでいることも、自称「達筆」の父のペン好きが影響しています。
ジュエリー感覚の超高価なものに興味を示すタイプではなく、あくまでも仕事のパートナーになるような、手帳に挟んで持ち歩くようなペンが父は好きだったようです。
私がこのお仕事を始めた時、父が自ら使うものとして嬉しそうに購入してくれたのはLAMYの「ツープラスワン」と手帳のカバーにもなるMDノートカバーでした。
働き盛りのお父さんにとって文房具は、仕事の必需品。「いつも家族のために頑張ってくれてありがとう」「大好きだよ」の気持ちがぎゅーっと詰まった文房具を贈れば、きっと疲れた時や落ち込んだ時にそれを見て勇気100倍!やる気200倍!になるエナジーツールになること間違いないでしょう。
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