手紙社さんからオンライン紙博のお誘いをいただいた時、正直すごく悩んだんですよね。出品するだけなら「喜んで!」だけど、オンラインミーティングっていう動画のライブ配信が条件。人前で話すの下手だし、顔も声もコンプレックス大だし、関西弁だし(気してたんかい!笑)。ギリギリまで悩んだけど、苦手なことに挑戦させてもらう良い機会だと自分に言い聞かせて、えいや〜!っと申し込みしました。そこからは、もうストレスで毎日吐きそうで。断ればよかった〜。と何度後悔したことか。
そうこうしてる間に8月がやってきて、3日にオープン。(きゃー‼︎←心の声)先に出店される方のミーティングを拝見して勉強。人のを見て私が緊張で喉カラカラ、手汗が止まらなくなる。恐ろしい。
翌日はタカハシカヨコちゃんと田村美紀ちゃんのミーティング。直前までやりとりしていたんだけど、みんな私と一緒で緊張してる。田村美紀ちゃんはテレビにも出てたことあるからか(性格か)、ちょっと余裕を感じたけどね。どんどん出来ていく作品を見ていると、目の前にいるみたいな、同じ空間に居るみたいな気になっちゃって思わず質問やらあいづちをチャットしちゃったりして。やばい、すごく楽しいww
ついにやってきた3日目、いつも通りのコンテナブースを作成して、商品をずら〜っと並べて、まるで紙博にやってきたような感じを出してみました。12時半ごろから紙博ラジオで番組紹介をして13時からリハ、14時配信スタートです。前日まで「吐きそう」っていう言葉しか放てなかったくらい緊張してたけど、「カメラの向こうは知ってる人ばっかり」って思ったら”ド緊張”は”やや緊張気味”に変わってくれました。
私はものづくりをしないので、1時間の持ち時間をどうやってやりのけるかをすごく悩んだ結果、身を切って”裏話”をする事に。私の考え方や方法を具体的な例をあげながら話しました。当初Mさんはアシスタント要員で最初に顔だけ出せばその後は黒子になる予定だったんだけど、始まるやいなや、プレゼン慣れしたデザイナーのスイッチが入ったんだろうね。ほとんどMさんが解説していましたね(笑)。私は本当に話すのが下手なので、心の中で「助かる〜」って思ってましたけど。
結局、熱のこもった解説で予定の半分でタイムオーバー。商品の紹介が全くできずに終わってしまいました。Mさんと「まだあと1時間以上余裕で話せるな。」って話してました(笑)
視聴者0人でも言い訳できるように平日の昼間の時間をわざと選んだんだけど、始まる直前にお待ちが12人!予想視聴者0人、5人で安パイ、目指せ10人だったのに、会場前にすでにクリア(バンザイ!)。あまりちゃんと見れなかったけど、チャットもすごく賑わっていたし、どうやら最高視聴者数は50人越えで、40人 以上は常時観ていてくれたようです。ありがたい(泣)内容はともあれ、大成功だったのではないでしょうか。
その夜、調子に乗った勢いで時間切れでできなかった商品紹介をするために初めてのインスタライブに挑戦してみました。こちらも23人くらい視聴してくれていて、みんなハート押してくれたりコメントくれたりで、あっという間に1時間が経ってしまいました。本当よく喋るわ、私。思い入れがあればあるほど話し出したら止まらないものなのです。
重要なミッションを終え、やっと純粋な気持ちでオンライン紙博を楽しめるようになったのは翌日。それからというもの、ラジオ代わりに仕事しながらミーティング、昼休みにミーティング、晩ごはん食べながらミーティング、夜はビールを片手にミーティングとどっぷり紙博漬け。
お客様混じっての打ち上げもすごく盛り上がって、もう楽しいしかなくて。久しぶりに心が弾けた1週間でした。終わってしまったのがとても淋しくて、今でもまだ紙博ロスなんです、私。
今回のオンライン紙博でまた一段と紙博メンバーの絆も深まり、人見知りな私たちですがやっとこさ仲間入りできたのではないでしょうか。何事も続けてみるって大事な事ですね。
手紙社さんは本当にすごい。人と人が接する事ができなくなった今、すごく苦労された事は簡単に想像できますよね。それを余裕で超えられるアイデアとパワーを持っているから出店者もお客様も手紙社の虜になる。他には絶対に真似できないと思います。そんな手紙社さんについて行けるようにDRESSENSEも磨きをかけて行かなくてはなりません。そうして少しずつ私を成長させてくれている大事な存在です。
この度はご来場いただいた3000名を超えるお客様、多彩なコンテンツで出店者まで楽しませてくれた手紙社のみなさま、本当にありがとうございました!
早くリアル紙博でお客様や手紙社のみんさん、紙博メンバーのみんなに会いたいです。そしてあまりにも楽しかったオンライン紙博も継続してもらえたら良いな。