艶のある真っ白なクラフト紙と柔らかくてザクザクした手触りの更紙に、一枚一枚ていねいに蝋引き(ワックス）加工を施しました。つるんとしているのにぬめぇ～とした独特の手触りです。製紙技術がまだ発達していなかった時代の、古いヨーロッパの封筒のような印象です。

それぞれ異なる表情を持つ白で構成されたレターパッド。柔らかくて薄い紙は万年筆やボールペンでもなめらかに筆記可能。表紙もシンプルに寒冷紗で製本しています。優しくてシンプル、軽やかな便箋です。

鉄と真鍮それぞれの直径8mmの無垢の円柱棒から一本一本削り出して作られているボールペン。塗装やコーティングをあえて施さず、素材そのまま、金属の棒が転がっているようです。使い込むうちにくすんだり錆びたりしていく経過を楽しんでください。

真鍮、銅、アルミ製の万年筆。使い込むうちにくすみが現れ、エイジングを楽しめます。収納時96.5mmはカートリッジ式万年筆で最もコンパクトサイズ。無駄な装飾を省いたミニマルなデザインにもこだわりを感じます。

机のすみで出番を待っていた小鳥さんが届いたLetterを開けるお手伝いをしてくれます。まるで小鳥さんがお手紙を運んできてくれたかのようです。

シャリシャリのグラシン紙をめくりピンセットで切手をつまみ、そっと入れる。少しずつコレクションが増えていく喜び。1917年からドイツで作られ続けている定番の切手ストックブックは世界中のコレクターから熱い信頼を寄せられています。